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京都大学次世代研究者育成支援事業「白眉プロジェクト」。全3回開催された、若手の研究にフォーカスをあて、次世代のテクノロジー や思想を紹介するイベントの告知ツールを作成しました。
「白眉」は『三国志』(蜀書・馬良伝)の故事に由来する言葉です。三国時代、馬氏の五兄弟はすべて優秀な人材でしたが、とくに眉のなかに白毛があった四男の馬良が最も優れていたこと(「白眉最良」)から、最も傑出している人や物を「白眉」と呼ぶようになりました。この故事に倣い、京都大学が将来有望だと太鼓判を押した若手研究者、それが「白眉研究者」です。
大学の学術研究は、研究者の自由な発想、好奇心・探求心という創造的な知的活動を基盤に展開されています。そして、その基盤を支えるうえでもっとも重要なのは、多様な分野にわたるチャレンジングで創造性に富んだ人材を確保することです。グローバル化が進展する昨今、学問の新たな潮流を拓くことのできる広い視野と柔軟な発想を持つ創造性豊かな人材を育成することは京都大学にとっても重要な課題です。この課題への取り組みとして、京都大学では、京都大学次世代研究者育成支援事業「白眉プロジェクト」が誕生しました。
「白眉プロジェクト」に興味を持ってもらうために、わかりやすさを優先したデザインではなく、「わかりそうでわからない」が目を引く遊び心溢れる構図で、「白眉プロジェクト」における、研究者の自由な発想、好奇心・探求心という創造的な知的活動といった取り組みを視覚的に伝えられる、ポップながらもクリエイティブなデザイン目指して構成しました。